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IWC条約を愚弄する輩
IWC条約を愚弄する輩

著者略歴

ウィリアム・アロン
ウィリアム・アロン ブルックリン大学、ワシントン大学で生物海洋学を専攻。スミソニアン研究所を経て1971年米国海洋大気庁(NOAA)に勤める。NOAA在任中はIWC科学委員会メンバーを勤め、1977年には米国代表となる。その後アラスカ漁業センター理事を経て、現在はワシントン大学海洋漁業科学部教授

ウィリアム・バーク
ウィリアム・バーク 海洋法の権威。オハイオ大学、ワシントン大学で法学部教授を歴任。ロードアイランド大学、ハワイ大学の海洋法研究所理事、米国科学学会会員、国連海洋法会議・米国代表団専門家を勤めるなど多彩な経験を持つ。「海の国際法」を始め、海洋法関係の著書多数。現在、ワシントン大学法学部名誉教授

ミルトン・フリーマン
ミルトン・フリーマン マクギル大学において生態学博士号取得後、極北地域の先住民社会での土地利用・資源利用とその伝統的知識を研究。国際捕鯨委員会の文化人類学パネル議長、国際人類学民俗学連合人間環境委員会議長など多くの学術会議・委員会で要職を歴任。先住民問題や極地の環境・資源の保全に関してカナダ政府の政策立案にも参加。「クジラの文化人類学」など著書多数。1990年からカナダ・アルバータ大学人類学部教授

訳者略歴

米澤 邦男
米澤 邦男 東京大学農学部卒業後、人事院に入省。66年〜70年国連食料農業機関水産部に勤務。70年水産庁に入り、海洋漁業部審議官、次長として国連海洋法会議、国際捕鯨委員会(IWC)、北西大西洋漁業委員会、南極海洋生物資源保存委員会、日ソ・日 米・日加等各種漁業交渉の日本代表を勤めた。82年日本水産鰍ノ常務として入社、91年副社長として退任。現在、自然資源保全協会理事長、比較法文化学会理事長、日本トロール底魚協会会長、海の幸に感謝する会会長、捕鯨を守る会会長等を務める。



翻訳にあたって

米澤邦男

 米国東部のインテリ層を中心に広い読者層を持つ「アトランティック・マンスリー」5月号に、米加の著 名な学者三氏による「IWC条約を愚弄する輩」とする論文が掲載された。丁度、第51回国際捕鯨委員会(IWC)年次会議の直前に掲載されたものであるが、著者の顔触れからも想像されるように、内容は、極めて学問的なものであり、説得力に富む。著者の中、アロン博士の経歴は、とくに異色である。彼は、元IWC米国首席代表であり、又1972年国連人間環境会議においては、米代表団の中枢にあって、捕鯨10年停止決議の採択に奔走した。80年代以降、彼は捕鯨問題担当を外れるが、その原因に、米国代表を今日なお実質的に支配するウルトラ反 捕鯨団体の意向があったことは公然の秘密である。ワシントン大学法学部バーク教授は、海洋国際法の世界的泰斗である。彼の大著「海の国際法」と「1982年国連海洋法条約と漁業」は、広く知られており、日本を含む世界各国の大学で教科書として使われている。前著は、筆者が若い頃、入門書の手引きとして詳読したものでもあった。フリーマン教授は、カナダ、アルバータ大学で人類学を教える。又、同時に、極地に住むイヌイットの文化社会の研究者として、世界の学者をリードする。イヌイットの社会、とくに、その食文化に鯨やオッ トセイ狩猟は欠かせない。彼は、両者の関係を研究する中、捕鯨問題全体に広く関心を懐くようになったという。
 さて、三氏の捕鯨問題への係わりは、このように三者三様であり、専門も異にするが、著者たちは、それぞれ、その専門的立場から、捕鯨国、反捕鯨国の主張とその変遷を歴史的に比較考証し、後者を国際法上違法と断ずる外、生物資源管理、倫理、社会正義のいずれの面からみても、不条理として却けている。 とくに、三氏が、彼らの共通の結論として、こうした反捕鯨国の不法行動は、他の国際紛争におけるこれらの国の立場と無関係ではあり得ず、国際的にみて、とくに国際環境法上の将来の合意形成につき、重大 な悪影響を及ぼしつつあるとする指摘は、重大な意味を持つ。アトランティック・マンスリーという一般誌が、IWC会議直前に、このような学術的論文を掲載したのも、同じような視点をもってのことであろうが、又、私はそこに、時代の移り換りの一端を見る。70年代から80年代にわたった狂気の時代であれば、編集者も巨大環境・動物権運動団体による強烈な大衆抗議活動や不買運動などを覚悟せねばならず、果たして、このような企画に踏み切れたかどうか甚だ疑問であり、私は、そこに、時代の変化を見るのである。



一覧
IWC条約を愚弄する輩
道徳的な見地から捕鯨反対へ
明らかに国際法違反
日本では先祖代々の伝統産業
国民から支持も強い
もう大規模な捕鯨はあり得ない
まずRMSの完成を
捕鯨史概要

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